さて、妊娠中の女性の気持ち、特につわりの時期の辛さを果たしてどれだけの男性の方が理解しているでしょうか?
答えはゼロ。はっきり言って全く理解していないとボクは思います。だって、男性にはつわりなんてないんですから。
経験したこともすることもない辛さは、男性には100%理解されないでしょう。もちろんボクも全く理解はできません。
しかし、妊娠中の女性は疲れやすい体・吐き気・情緒不安定・流産への不安からくるストレスなどと
毎日24時間戦っていかなければなりません。
そんな妻を目の当たりにして、夫である男性はいったい何をしたらいいのでしょう?
上で書いたように、男性に妊娠中の女性の気持ちは理解できません。これは無理です。
しかし、その気持ちを少しでも理解しようという気持ちがあれば、少なくとも辛さはわかってくるはず。
例えば、風邪をひいた時の自分を思い出してみてほしい。
気だるさ、吐き気、疲れやすさなど、実際のつわりの辛さとどちらが大か小か比較はできないまでも
その辛さは身に覚えがあるはずである。
また、妊婦のバイブル「たまごクラブ」やインターネットなどを利用して、妊婦に関する知識を共有しよう。
知識を身に付けることによってその状況を頭に思い浮かべ、バーチャル体験的な感覚を感じることができるかもしれない。
妊婦に対していいこと・悪いことなどの意識もしっかりとできる。
妻の辛さを自分も共有することで、まずは一歩「ステキな夫」に近づけるはずである。
などと言ったら女性にすごい反感をかいそうだが・・・。いないものと思え!
妊娠した妻が仕事をしているかしていないかで変わってくる部分もあると思うが、
基本的に炊事・掃除・洗濯などの家事は誰もしてくれないぐらいの感覚でいたほうがよい。
女性が仕事をやめ家事に専念している家庭ならまだしも、共働きの家庭などまさにそうである。
結婚したら家事は妻に任せっきりで自分は全くノータッチなんて男性もまだ少なくないと思う。
しかし、妊娠中の妻に家事をやらせて自分はビール片手に野球中継など「ステキな夫」にあってはならないことだ。
妊娠中の女性はただでさえ疲れやすくなっている。家事は率先して手伝ってあげることが大切。
現在つわり真っ最中で共働きの我が家は、家事は全てボクがしている。(これは自慢です(笑))
女性が仕事をしておらず、朝早くから夜遅くまで働いてクタクタで帰ってくる男性には「ふざけるな」と言われるかもしれないが、
全てやらないまでも、自分のものは自分でするぐらいの気持ちを持っていると「ステキな夫」にまた一歩近づけるのでは?
妊娠中の女性は、とにかく我慢しているところが多いと思う。ファッションにしても、食事にしても、外出にしても・・・。
そんな妻をよそに、男性だけが好き勝手やっていていいはずがない!そう忍耐だ!
妊娠中特に気を使うのは食事である。味の感覚が変わり、急激な薄味になる女性も多いようだ。
また栄養や塩分の問題もあり、夫の好みなど二の次になっている場合もあるかと思う。
しかし、そこは我慢!味が薄ければ自分で調節すればよい。食べたいものがあるのならば自分で作ろう。
妊娠中、安定期に入ったとしても外出には気を使う。人込みの激しい場所や空気の悪い場所などは妊娠中の女性にはよくない。
平日は仕事をして休日くらいは出かけたいという男性もいると思うが、やはり我慢!
妻の様子を見ながら、動けそうなら場所を選んで外出するなどの気配りをしよう。
妊娠中、女性はとても情緒不安定になる(らしい)。ちょっとの事で怒ったり悲しんだり。
そこで我慢!この時期は特に気を使って女性の気持ちの変化に柔軟に対応できるよう心構えをしましょう。
妊娠中、男性が一番辛いのがコレだろう。夫婦の営み、つまりSEXです。
妊娠中の女性は性欲が全くなくなる人も多いようで、子供への影響なども考えSEXをしたがらない傾向にあるようです。
しかし、男性はそうはいきません。作りたくなくても毎日毎日精子はどんどん製造されます。
もう声を大にして言います。我慢しましょう!(涙)
SEXが出来ない分、手をつなぐなどしてスキンシップを図りましょう。
勝手に製造されてくる精子は自分で処理しましょう。レンタルビデオもインターネットも今はこんなに普及しているのですから。
女性の方々へお願いです。ここだけは許してあげてください。きっと「ステキな夫」になってくれるはずですから(笑)
最後にこれ、とにかく働いて稼いでみせよう!
妊娠中の女性は働きたくても働けない状況が必ずきます。
しかし、子供ができると出産費用から養育費、いずれは教育費なんかもかかってくるためとにかくお金が必要!
そこで男性諸君!がんばって働いて給料アップを目指そうじゃないですか!
給料アップは確実に評価アップに繋がるでしょう。これで「ステキな夫」は手に入れたようなもの!?
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